次に手にとったのは同じ萩尾望都さんによる「11月のギムナジウム」です。
何気なくこの本を選んだのですが、表題作他、7編の短編集で、なんと表題作「11月のギムナジウム」は「トーマの心臓」の原型となった作品でした。
エーリク、トーマ、オスカー、ユーリ、と見覚えのある顔が出てきます。
お話は少し違うような、でもなにか通じるところがあるような気がします。
7つあるお話の中で、だいじろうがもうひとつ心打たれた作品は最後にある「セーラ・ヒルの聖夜」という作品です。
人を思う気持ち、家族を思う気持が痛いほどに伝わってくるお話です。
だいじろうは小さい頃から漫画が大好きで、よく読んでいましたが、大人になって読んでみて、また違う感動があります。
そしてとても子供の頃にも素敵な作品に出会っていたのだと思うと、なんだかうれしくなりました。
特に萩尾望都さんの作品が好きで。何が魅かれるのかって、やはり切なる人への想いを、それも弱さであったり哀しみであったり、そういう人間を慈しんで愛して描かれているからですね。きっと。
トーマの最後辺りにあるバッカスの言葉がいいですよね。
私は絵はさっぱりだめで読むばかりです。
萩尾さんの作品、私も大好きです。
一人一人がとても深く描かれていて、共感できたり、何か訴えかけてくるものがあります。
ほかの作品も捜して読んでみようと思います。
「訪問者」が見つからないんです・・・。
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